長野県司法書士会は令和6年4月18日、長野県市長会及び長野県町村会と「相続登記、空き家対策、所有者不明土地・建物管理制度、管理不全土地・建物管理制度等に係る協定」を締結しました。

この協定の締結により、長野県司法書士会は長野県内すべての市町村と連携して空き家対策と所有者不明土地等の社会問題の解決に向けた取組みを進めてまいります。

本協定の目的

長野県内各市町村と長野県司法書士会の有する情報等を相互に活用し、次に掲げる政策目標の達成に寄与することを目的とします。

・相続登記がなされていない不動産の相続登記の促進を図ること

・所有者不明土地・建物の管理制度の周知及び利用促進を図ること

・管理不全土地・建物の管理制度の周知及び利用促進を図ること

・相続土地国庫帰属制度の周知及び利用促進を図ること

・適切な管理が行われていない空き家及び空き地の利活用を図ること

具体的な連携内容

・市町村が推進する各種施策に関して、当会が有する知見やデータ等を提供すること

・市町村が住民・利害関係人等からの相談に対応するに当たって、説明のために当会が作成するチラシ等を活用すること

・市町村が実施する研修会や相談会等を、当会が後援又は共催し、講師を派遣すること

・当会が実施する住民又は市町村職員を対象とした研修会や相談会等を、市町村が後援又は共催すること

・市町村が発行する広報誌等に掲載する記事を、当会が監修や提供等すること